シンプルライフとミニマリスト

シンプルライフ
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本当はミニマリストになりたいと思っています。

でも、必要最小限っていうのがどうも難しいのです。

元々はどちらかといえばマキシマリストでした。

特に洋服が大好きなので、1ヶ月違う服着られるくらい持っていました。

今思えば、自分に自信がなく、着飾って「おしゃれだね」と言われることで自己肯定感を上げていたんだと思います。

他に食器や雑貨もたくさん持っていましたから、その時が一番心が満たされていない時期だったと思います。

モノで心の隙間を埋め尽くそうとしていたのでしょうか。

ただある時、ふと見たユーキャンのチラシで「整理収納アドバイザー」の文字を目にし、なんとなく申し込みました。

たぶん潜在意識が求めていたんだと思います。

そこから、お金も時間もたくさん使ってきた洋服や食器や雑貨をどんどん手放してきました。

本当にもったいない!でも、きっと通らなければいけない道だったと思うのです。

断捨離などと聞くと、いっぺんに全部手放すことだと思ってしまい拒否感があると思いますが、私は引越しが3〜4年おきにあるのでその時にガッツリと、あとはちょっと気持ちがモヤモヤした時なんかに不用品を手放したりするとすっきりするので、そんなふうに徐々に減らして行きました。

何もない空間、余白のある空間が本当に気持ちが良くて、それに気づけたのは本当に良かったです。

余計な情報が視覚から入ってこなくなるのがすごくいいです。

そこで、ミニマリストになったら、引っ越しも楽だしもっといいのでは?と思い、色々なミニマリストの方のYouTubeを見ては何度かチャレンジしようとしましたが、私にはちょっと無理でした。

やっぱり好きなものが側にあるのはテンションが上がるのです。

なので、持ち物は好きなものと使っているものだけに厳選して、それほど好きでもないモノや使っていないモノは処分!そして買わない!と決めました。

一番たくさん持っていた時と比べて、洋服は5分の1以下じゃないでしょうか。

好きなものばかりなので、着て、使って、ちゃんとお手入れもできるようになりました。

たくさん持っている時は仕舞い込んでおくのが大切にしていることだと思っていたので、もったいないからと使わずに仕舞い込んでカビさせたり、持っていることも忘れたり、ひどい扱いです。

たかがモノ、されどモノ、断捨離や片付けは取捨選択の練習にもなり、仕事や人間関係にも良い影響があったと思います。早期退職も断捨離だったのかな 笑。

そして今のこの量がちょうどいいかなと思っていても、やっぱり時々見返すことは大切。

ちょっと前までは必要だと思っていたものが、何で取っておいたのか分からないほど必要なくなっていることも多々あります。今の自分に必要なものにアップデートすることも大事ですね。

こんな感じでゆるーくものを減らしながら、今の自分に一番心地いい暮らしを模索しています。

ですが、やっぱりミニマルな暮らしも憧れるので、もう少し歳を取って今より体も衰え片付けや処分するのがしんどくなる前に、手放して減らして、ミニマリストおばあちゃんになって、子供達に面倒なことはさせないようにしたいと思っています。

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